私たちは,2003年の第11回日本総合診療医学会においてワークショップ「根拠に基づいた患者中心の予防医療」を開催して以来, 予防医療を実践する上での基本的概念を学び, 症例を通して日常診療に活かせる知識を共有するために継続的にワークショップを開催してきました. これと並行してU.S. Preventive Services Task Forceの診療ガイドラインを参考にして, 日本人を対象に予防的介入を行うことの利益と害についての文献レビューをしてきました. こうした活動は2013年よりプライマリ・ケア連合学会の予防医療教育ワーキンググループ, 2018年からは予防医療・健康増進委員会のものとして継続され, 文献レビューは実践誌『プライマリ・ケア』に2016年の発刊から継続して掲載しています。
二子山ファミリークリニック 北村 和也 | 私のリサーチインタレストは「子どもと女性の健康」で、そこから予防医療に興味を持ち、現在の活動に関わるようになりました。 |
株式会社FLOCAL 亀田総合病院 救命救急科、在宅診療科 日下 伸明 | 予防の機会はどこにでもあります。ERでも定期外来でもどこでも出来る予防医療の実現を目指しています。 |
岡山大学地域医療共育推進オフィス 香田 将英 | 傷つけない原則「Do No Harm」は予防医療も一緒です.根拠ある予防医療の実践に、このホームページがお役に立てれば幸いです。 |
鹿追町国民健康保険病院内科 齋藤 さやか | 予防も介入であることを意識することが大事です。 |
名古屋市立大学 大学院医学研究科 総合診療医学・総合内科学 宮崎 景 | 現行のけんしん制度の中でも、日常診療にエビデンスを取り込むのは可能です! |
久留米大学医療センター総合診療科 向原 圭 | 予防医療は基本的に困っていない人を対象とすることを忘れずに。 |
国立病院機構長崎医療センター 総合診療科・総合内科 森 英毅 | 急性期病院で一般内科に所属し,家庭医療プログラムの運営にも携わっています.根拠ある予防医療の実践に加え,その教育にも力を入れています. |